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1. ドメインネームとは? 意味と仕組み |
電子メールを送ったり、ホームページを見たりするためには、郵便で手紙を送るのに住所が必要なのと同じように相手がインターネット上の「どこ」にいるのか?を表示する必要があります。インターネットでも電子メールを送るために郵便局と同じような仕組みがあり、これによってスムースに世界中で誰とでもコミュニケーションできるのです。
電子メールを送るときには宛先を書いておきます。
この宛先はメールアドレスと呼ばれ相手の名前とドメイン名という「どこの国」の「どの組織」なのかという住所情報が示してあり、電子メールを届けることができるのです。
この時、郵便局とポストのような役割を行うシステムがあり、ドメイン名をもとに宛先を特定して配達まで行います。このシステムをDNS(ドメインネームシステム)といいます。
※ DNS(ドメインネームシステム)インターネットによる通信において相手方の特定は、ドメインネーム及びこれと1対1に対応したIPアドレス(コンピュータに付与される電気通信番号)により行われる。ブラウザ上で相手方のドメインネームを入力すると、それに対応するIPアドレスを最終的に探し当て、これに接続されるという仕組みである。
ドメイン名は「インターネット上での住所」としてメールの宛先、ホームページの場所を示す役割を担っており、同じ住所が2つ存在しては困るためドメイン名は世界にひとつしかない住所なのです。
例 |
株式会社つくばマルチメディアの場合 |
電子メール (E-mail) |
info@tsukuba.co.jp |
ホームページアドレス (URL) |
http://www.tsukuba.co.jp/ |
世界中のドメイン名とIPアドレス(コンピュターによる数字の住所)はNIC(Network Information Center)という機関が管理しています。また、どのドメイン名がどのIPアドレスに対応しているかの管理も行っています。
日本では、ドメイン名をJPRS(日本レジストリサービス)、IPアドレスがJPNIC(日本ネットワークインフォメーションセンター)が管理を行っています。
尚、ドメイン名がどのIPアドレスに対応しているか(正引きDNS)の管理はJPRS、逆引きDNSの管理はJPNICとなっております。
※ 別紙「既存ドメイン制度におけるドメイン名構造」を参照
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