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2. トップレベル・ドメインの区分 [.com]と[.jp]の違いは何? |
インターネットで利用されているトップレベル・ドメインは、一般トップレベル・ドメイン(gTLD)、国別トップレベル・ドメイン(ccTLD)、 国際トップレベル・ドメイン(iTLD)の3つの区分されます。
- 1)一般トップレベル・ドメイン (gTLD: generic Top Level Domain)
- gTLDは、コンピュターの地理的条件と関係なく一般に広く国際的に利用できるトップレベル・ドメインでcom(会社・個人)、net(ネットワーク関係)、org(組織・団体)がある。IterNICより委託をうけた米国ネットワーク・ソリューションズ(NSI:Network Solutions INC)が登録・管理を行っている。日本の企業・団体や個人の登録も可能で1つの組織で数個のアドレス登録が可能。
例 |
i-tsukuba.com |
つくば市総合案内((株)つくばマルチメディア) |
ibarakiken.net |
IBARAKIKEN.NET((株)つくばマルチメディア) |
tsukuba.org |
つくばビジネスネットワーク |
- 2)国別トップレベル・ドメイン (ccTLD:country code Top Level Domain)
- ccTLDは、ISO3166に基づく2文字コードを利用して、原則として各国に1つずつ割当てられたトップレベル・ドメインで.jp(日本) .kr(韓国) .uk (英国).fr(フランス)などがある。一般に各国のネットワークインフォメーションセンター(NIC)が登録・管理を行っている。日本の場合、JPRS(日本レジストリサービス)が行っている。日本国内に住所を有する個人・組織等は、「.jp」を利用できる。
例 |
tsukuba.ac.jp |
筑波大学 |
tsukuba.ad.jp |
(株)つくばマルチメディア(JPNIC正会員) |
tsukuba.co.jp |
(株)つくばマルチメディア |
tsukuba.gr.jp |
つくばビジネスネットワーク |
- 3)国際トップレベル・ドメイン (iTLD:international Top Level Domain)
- iTLDは、国連などの国際組織向けのトップレベル・ドメインで.intで表現される
例 |
wipo.int |
世界知的所有権機関 (WIPO) |
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